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既成概念にとらわれない発想

本日のテーマは
「既成概念にとらわれない発想」

紅虎餃子房で有名になった
際コーポレーションという会社があります。

私も紅虎には学ぶ事が多くあったので
足繁く通ったものです。

際コーポレーションさん(以下、際さんと略します)
の凄い所は既成概念を壊して
インパクトのあるメニューを創造するところです。

例えば今では当たり前に
どこでも見かけるメニューに
「黒酢の酢豚」があります。

酢豚と言えば肉が6個ぐらいと野菜が少々、
これが一般的です。

でも際さんが作ると
げんこつ位の塊肉がドーンと
お皿の中央にあり
切り分けるフォークとナイフが
一緒に提供されます。

酢豚をフォーク、ナイフで食べる⁉
これを見た瞬間のインパクトは
言うまでもありません。

他にも餃子と言えば丸い皮で包んだ
三日月型が一般的ですが
これを長方形の皮で包み
棒餃子を有名にしました。

私達の頭の中には
「酢豚」を注文すれば大体
こういう物が出てくる、
「餃子」ってこういう形っていう
概念があります。
際さんはそれらの既成概念をぶっ壊しました。

奇を狙って特別な食材を使ったわけでなく
「見せ方」を変えただけで
お客さんの心を掴んだんですね。

あなたのお店でも新メニューを考える時に
是非、この発想を取り入れて欲しいと思います。

例えば、「カツカレー」

カツが6等分位にカットされ
平らでそのまま
ご飯の上に立てかけられているのが
一般的です。

ではカットしたカツを
縦に組み上げて「タワー型」に
すれば「ポークカツ・タワーカレー」
が出来ますよね?

海鮮丼の丼ぶりを小さめに
変えるだけで大盛に見える
「映える海鮮丼」が出来ます。
丼ぶりをお茶碗サイズに変えるだけ。

この料理はこうでなければいけない、
この料理にはこういう器で
提供しなければいけない、
という既成概念を壊す事で
面白い発想が生まれます。

丸い物を四角に変える。
低い物を高くする。
白い物を黒にする。etc・・・

一般常識的な概念を
疑う目を持ってそれを壊す事ができれば
まだまだヒット商品は作れるはずです。

ABOUT ME
1919junji
はじめまして 販促・集客アドバイザーの野村です。 店舗経営に一度失敗した私が、どのように他店に移った時に売上げを再生させたか、経験を通じて皆さんにお伝えしたいと思います。