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個人店こそメニューを尖らせる

本日のテーマは
「個人店こそメニューを尖らせる」です。

視察で渋谷にある「ベジ郎」という
お店に行ってきました。

このお店、メニューは野菜炒めのみ。
味付けが3種類から選ぶことが出来
野菜の量、背脂の量を自分好みに
カスタマイズ出来るのが人気の様です。
「ラーメン二郎」の定食版
と言ったところでしょうか。

私が行ったのは平日の閉店間際だったのですが
それでも行列が出来ていました。

このスタイルは立地やターゲット層が
限定される為、
誰にでも真似が出来るというものでは
ないな~と感じます。

しかし見習うべきは潔い位に絞った
メニューの一本化。

巷ではお客さんのリクエストに応えるあまり
メニューがどんどん増えて
何が売りたいのか分からないお店が
多々あります。

結局のところ、メニュー数を増やすと
何でも屋になってお店の特色がなくなるんですね。

お客さんのお店に対する印象も薄くなり
忘れやすくなります。

例えばお客さんが餃子を食べたいと思ったら
直ぐに思い浮かぶようなお店。

スパゲティならあのお店。
焼肉ならこのお店。
みたいにお客さんに思い出させるような
メニュー構成が必要です。

その為には私達、個人飲食店はメニュー数を
極力絞り込んだ「尖った」メニューが必要です。

前述したベジ郎みたいな一品勝負は
難しいかもしれません。

そこまで極端に出来ないとしても
色々なメニューがある事で埋もれてしまっている
特色あるメニューを尖らせなければいけないんですね。

確かにいきなりメニュー数を絞り込むとなると
お客さんに嫌われるんじゃないかと
不安になる気持ちも分かります。
でもメニュー数が豊富だからお客さんも喜んでくれる、
という錯覚に気付いて欲しいのです。

このメニューを作らせたら右に出る物はいない、
というくらいの物があるかないか?

売上げ不振で悩んでいるお店ほど
何でも屋になっています。

自店のメニュー構成を今一度
見直して、あなたの自慢メニューを
尖らせてくださいね。

ABOUT ME
1919junji
はじめまして 販促・集客アドバイザーの野村です。 店舗経営に一度失敗した私が、どのように他店に移った時に売上げを再生させたか、経験を通じて皆さんにお伝えしたいと思います。