再来店

売上不振になった時、なぜ再来店対策から手を付けるか?

こんにちは

前回、再来店対策の重要性をお話ししました。

今回のコロナウィルス自粛期間中、多くのお店が前年対比50~80%ダウンをしている中、日頃から顧客名簿をコツコツと集めお客さんにコンタクトを取り続けていたお店は影響が最小限に抑えられていたようです。

ではなぜ売上げが落ち込んできた時に再来店対策から始めるか?

売上が悪くなってくると殆どの人が手当たり次第に来客数を上げようと考えます。

まぁ、売上=客数×客単価 ですからそう考えるのも当然といえば当然ですが・・・

でも新規集客をしようとすると費用も再来店対策にかかる費用の5倍と言われています。

またチラシで集客を考えた場合、1万枚のチラシが出来上がるまで原案→原稿の構成→印刷→新聞取扱店への持ち込み→各家庭に配布、と少なく見積もっても1ヶ月弱の時間と7~10万円の費用がかかります。

その点、再来店対策は時間をかけず、費用もハガキ代程度と費用も抑えられ、すぐ取り掛かれるというメリットもあります

一度お店に来て気に入り、個人情報である住所や電話番号、メールアドレスを教えてもらっているのですからそういったお客さんを呼び戻した方が容易いのは言うまでもありません。

また再来店してくれるお客さんが新しい友達を連れて来てくれる場合だってあります。

気に入ってくれてるお客様の紹介で来てるわけですから、その友達もあなたのお店のファンになってくれる確率もグーンと上がります。

再来店対策することで新規集客も同時に行えるという最大のメリット。

再来店を促す為にも日頃からその武器となる名刺交換、アンケートを記入していただきそこから個人情報をいただく、Lineで友達登録してもらうなどの工夫が必要です。

そして一度来てくれたお客さんに対して、ある一定期間をもってイベントの案内・新メニューの紹介・忘年会案内などをハガキやメールを使って来店を促します。

3ヶ月に一度来てくれるお客さんを、1ヶ月に1度来てもらう事はできないか?

客単価3000円のお店で考えると、3ヶ月に一度の来店だと年間のその人から得る売上げは12000円。しかし1ヶ月に1度来てもらえると36000円。その差24000円。

こういったお客さんを何組か持つだけで、年間の売上げも大きく変わってくるのがわかりますね。

このように常連様からの累計売上を最大化させる事が、売上を上げる為の近道と言っていいと思います。

 

 

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1919junji
はじめまして 販促・集客アドバイザーの野村です。 店舗経営に一度失敗した私が、どのように他店に移った時に売上げを再生させたか、経験を通じて皆さんにお伝えしたいと思います。