売上げ

ニーズの読み違い

本日のテーマは
「私の失敗談」です。

お恥ずかしい話なのですが
皆さんのお役に立てればと思い
書かせていただきます。

簡単に言うと
「ニーズの読み違い」です。

私が経営していた中華料理店は
どこにでもあるメニューで
馴染みのあるものばかりで
デカ盛りや写真映えするような
メニューはなく、気軽に入れる
町中華を目指していました。

メニューが他店と比べても
変わり映えしないので
「化学調味料、不使用」をうたい文句に
体に優しい料理、子供のいる家庭でも
安心して食べさせることが出来るので
ターゲットを
「子供がいて食の安全に興味がある家族連れ」
にしました。
開店当初はニーズのある市場だと
思ってました。

もちろん私がターゲット設定した以外の
お客さんも見えましたが
打ち出し方は「化学調味料不使用、安心中華」
でしたのでそこに興味を持つお客さんが
喜んでくれたのは間違いない所です。

今考えればこれが失敗の始まりでした

「化学調味料を使わない安心料理」と
「化学調味料を使っていても旨いものが食べたい」という
市場があったらどちらが大きいと思いますか?

後者ですよね

私がターゲットにした市場(ニーズ)は小さかった為
いくらその市場に訴えかけても
売上げの幅が伸びません。

皆さんに伝えたい事は
ターゲットにしている市場(ニーズ)は
店の売上げを潤してくれるだけの
大きな市場ですか?ってこと。

狭すぎる市場を相手にすると
そのターゲットの人数自体も
少なくなります。

「これは絶対流行るだろう」と
自分で思っていても
ニーズが少なく、その市場も狭ければ
売上げ不振に陥ります。

売上げ不振のお店は今一度
ターゲット設定、市場の大きさを
考え直してください

市場の小さい所に
一生懸命、販促を打ちだしても
響く相手も少ないからです。

私がしくじった大きな原因は
ニーズの読み違いと
相手にする市場を間違えた事。

そこに一生懸命に訴えかけ
売上げ不振の要因になった事。

この二つです。

あなたのお店は大丈夫ですか?

ABOUT ME
1919junji
はじめまして 販促・集客アドバイザーの野村です。 店舗経営に一度失敗した私が、どのように他店に移った時に売上げを再生させたか、経験を通じて皆さんにお伝えしたいと思います。