野村飲食サポート
野村順二です。
味覚の秋。
道を歩いていて突然、
鼻をつく嫌なにおいのする「銀杏」も
秋を象徴する食べ物です。
昨日、時間があったので
初めて近くの公園で銀杏を拾ってみました。
落ちている銀杏は一見
「さくらんぼう」のようで
かわいいのですが
明らかに違うのはその臭い。
果肉の中にある種が可食部なのですが
その果肉処理を家の中でやったら
部屋中がウ〇チの匂いで充満してしまいました・・・
美味しい物を食べるまでには
色々と困難が付きまとう物ですね。
そんな危険な臭いが充満する部屋から
今日も張り切ってお届けします
「銀杏」で思ったのですが
これを最初に食べた人、
食べれる事に気付いた人って
すごいな~と思います。
昔、多くの人はその臭いで
「銀杏の果実」自体は知っていたん
だろうと思います。
でも、あの臭い果肉の中にあんなに美味しい物が
あるとは殆どの人が
想像できなかったのではないでしょうか?
昔の人の会話・・・(想像)
銀杏が食べれると見つけた発見者
「銀杏って知ってる?」
その友達
「あー知ってるよ」
「道端に落ちているあの臭い果実だろ?
臭いが強烈なんでいつも避けて通るよ」
発見者
「もったいない。
あの中身の種がめちゃ美味しんだよ。
一度食べてごらん」
友達
「マジか!」
「存在は知ってはいたけど
そんなに美味しい物だったとは・・・」
「教えてくれなかったら
気が付かないよね」
「今度は拾って食べるよ」
こんな会話があったのでは
ないでしょうか?
これってあなたのお店でも
同じ事が起きてるんですよ。
うちの店は10年以上、
ここで営業しているから
お客さんには知れ渡っているはず。
来客数が落ちているお店に限って
このような思い込みで
集客の販促をしていません。
確かに多くの人は
あなたのお店の存在を
知っている事と思います。
では知ってはいるけど
来客に繋がらないのは何故でしょう?
あなたのお店は料理も美味しく
接客も良いと伝えてくれる物が
無い為、来店する動機がないんです。
例えは悪いかも知れませんが
あなたのお店はまだ見向きもされない
時代の「銀杏」かも知れません
「食べてみたら美味しかった銀杏」
「入ってみたら料理が美味しく
接客も良かったあなたのお店」
あなたのお店が知られている存在なら
あとは来店する動機を与えるだけです。
店前に
●今すぐ使えるクーポンを置く
●店主の顔写真入りのPOPを作って
親しみやすさをアピールする
●店内が見えにくい作りなら
店内写真を表看板に貼る
●あなたのお店のターゲットにウリをアピールする
例)個室があるので小さなお子様連れでも安心
例)腹ペコさん大歓迎!ガッツリ肉が食べたい
時には当店自慢の~gステーキ
このような販促が有効ですね。
あなたのお店が
①気付いてもらって
②来店してもらい
③店内では美味しい料理と
又リピートしたくなる
接客が受けられる事を
アピールしましょう。