利益

お店とお客さんとのギャップ

先日ヤフーニュースで
ラーメン&ライス専門店がオープンするという
報道がありました。

ラーメンライスといっても
普通のライスも選べるのですが
このお店ではイクラ丼が目玉のようです。

あらかじめセットで売る事で
客単価も上がるので私は良い考えだな
?と思いましたが
そこにあったコメントではどちらかというと
否定的な意見が多く見られました。

「チャーシューをおかずに
白米をかきこむジャンキーなものが
ラーメンライスだからイクラご飯は
邪道」とか

「イクラご飯は単独で食べて美味しいもの。
ラーメンには合わない」等々。

ここにお客さんとお店の間に大きなギャップが
生まれます。

お店側は考えに考え、これならヒットするだろうと
ラーメンやイクラの産地にこだわり
メニューにします。

でも実際の消費者側はコメントにもある通り
ラーメンにイクラご飯のセットは望んでいません。

なぜこのようなギャップが生じるのか?

それは主語が「お客様が」になっていない為なんです。

いつも販促をする時に私も気を付けている
事なのですが、主語を間違えると
どんなに良い商品でも売れません。

「お店が」売りたい物と
「お客さんが」欲しい物は違うという事。

この違いわかりますか?

主語を取り違えて使うと
お店の一方的な自己満足になってしまいます。

私も同じ失敗をした経験が何度もあります。

(このラーメンライス専門店はこれからオープン
するようなのが一定数、イクラご飯を支持するお客さんも
いるでしょうから成功して欲しいですね。)

販促活動をする時はこの「主語」の使い方に
気を付けてくださいね。

常にお客様からどういう風に見えているのかを
考える。

販促の成果にも反映されます。

ABOUT ME
1919junji
はじめまして 販促・集客アドバイザーの野村です。 店舗経営に一度失敗した私が、どのように他店に移った時に売上げを再生させたか、経験を通じて皆さんにお伝えしたいと思います。