先日、市場調査も兼ねて
ウーバーイーツの配達員に挑戦してみました。
いつもはお願いする側ですが
実際に商品を受け取りにお店まで出向き
注文者の所まで配達をして
気が付いたことをお伝えしますね。
まず特筆するべきは
レストラン側で個人飲食店が少ない事。
全く無いというわけではないのですが
圧倒的に配達依頼が入ってくるのは
大手のチェーン店です。
マクドナルド、ケンタッキー、ココイチカレー
リンガーハット、等々。
中でもマクドナルドの人気は凄まじい物があります。
そんな中、大手の居酒屋チェーン店、
カラオケ店も健闘しています。
土間土間、大庄、ビッグエコー、等の店舗は
今流行りのバーチャルレストランを
3つ程取り入れて、昼から稼働し
ひっきりなしに配達依頼が入ってきます
例えば土間土間ですと
●生姜焼き専門店
「秘伝 生姜焼き本舗」
●ハンバーガー専門店
「THE DAD BOD BURGER」
●焼肉丼専門店
「秘伝 焦がしたれ焼肉丼 やきはち」等
複数のお店のメニューを土間土間の厨房で
作り、３店舗分の売上を作っているように
あなたのお店でも今の売り上げにプラスして
３つくらいのお店を運営できるようになったら
今ある売上げとは別に柱がもう一本出来ます。
例えば、バーチャルレストラン１つのお店で
月３０万円売上があったら
３店舗で９０万円です。
これを年間で換算したら
１０８０万円になります。
どれも食材があれば
特殊な調理器具も必要なく
今使っているもので対応できるものばかりです。
そして3業態あればお客さんの選択肢も
拡がりますね。
ランチタイムや夕方の早い時間帯など
店内のお客さんが
少なくてもこうしたデリバリー部門が
稼働しているのでそこで売上が立ちます。
ピーク時にはテーブルの上に配達する料理が
ずらりと並び、配達員を待っています。
Uberは配達員のマナー面で色々と
問題点が指摘されていますが
こういった光景を見ると
社会全体で見ればそれは一部の声であって
大多数はそういった声を気にせず
便利なものは使う。
そう感じました。
そして、これからもデリバリー需要が
なくなる事はないと確信しました。
個人店はというと店名もメニューも
そのままで出している所が殆どです。
なので選択肢が広がらず
注文も入りずらいのではないかと思われます。
例えば中華料理店なら
●中華 丼ぶり専門店
●点心専門店
●麺類専門店
の様にそのままの業態で
広げる事も可能なんです。
あとウーバーイーツの配達に個人店が少ない
理由に、その高い手数料を嫌っている店、
コロナが落ち着いたから辞めちゃう店の
存在があるのではないでしょうか？
これも実際に配達して分かった事なのですが
配達先の殆どがマンション、アパート
それも独身世帯と思われる所ばかりです。
コロナが落ち着いたらデリバリー業態は
衰退するだろうという声もありますが
私はそうは思いません。
なぜならこれから高齢化社会が進み
買い物に出かける事の出来ない
お年寄りも増える事でしょう。
そして結婚年齢も上昇傾向にあり
単身世帯も多くなります。
まだまだ需要が途切れる事はありません。
途切れるどころか、需要は増々増えるでしょう。
コロナが原因でたまたまデリバリーサービスが
勢いをつけただけで、ウーバーイーツ等が
流行る事は必然だったのではないでしょうか？
一過性の物ではないわけです。
デリバリーの最大手はUberですが
最近ではフードパンダ、ウォルト、出前館、等
こちらも選択肢が増えて来ています。
コロナが落ち着きデリバリーを辞めていく
お店があるなら逆に今がチャンスで
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