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お店のエゴを押し通す

本日のテーマは
「お店のエゴを押し通す」です。

私の自宅近所に
「ニュー担々麺本舗」という
川崎、横浜でチェーン展開している
お店があります。

「ニュー担々麵」と謳っている通り
通常のすりゴマベースの担々麺とは違い
透明なスープにニンニクを効かせ
辛味があり、最後に溶き卵を入れています。

中華料理の担々麺を期待して行くと
全く違う物が出てくるので
初めての人は戸惑う事もあるようです。

でもこのチェーン店、どこのお店も
繁盛しています。

昼、夜のピーク時にはいつも
行列ができる位の人気店です。

足繁く通う人の話を聞くと
ニンニクが効いたパンチのあるスープが
無性に食べたくなる時があるそうです。

私も何度か訪問した事がありますが
確かに美味しくクセになる
味付けだったのですが
二回ほど行ったきりで
再訪はしていません。

私には合わなかったみたいです・・・

このお店の様に9割の人が
見向きもしてくれなかったとしても
残り1割の熱狂的ファンによって
支持され、信者になってくれるお店。

これが個人店の繁盛モデルです。

お客さんのニーズ(声)を聞く事は
大切な事と思います。

でもそのニーズを取り入れ過ぎて
最初、自分で貫こうと思っていた
信念が揺らぎ「なんでも屋」
になっているお店も
見受けます。

洋食をウリにやっていたのに
お客さんが中華を食べたいからと
その要望を聞き入れ
評判が良かったからと
メニューに取り入れる。

その繰り返しをしているうちに
「なんでも屋」になっていきます。

「なんでもあるは、何にもない」
よく言われる言葉です。

自分のエゴを押し通し
その良さをわかってくれる人だけが
残ってくれれば良い。

そのエゴこそが
あなたのお店の特色になり
他店と差別化できる唯一の武器となります。

前回のメルマガでも書きましたが
創業当時、あなたは今のメニューを
開発して、これで勝負したいと思ったはずです。

その想いがぶれていませんか?

料理にかける想いであったり
情熱をお客さんに伝え、
自分のエゴを押し通しましょう。

きっと成功します。

私も応援しています。

ABOUT ME
1919junji
はじめまして 販促・集客アドバイザーの野村です。 店舗経営に一度失敗した私が、どのように他店に移った時に売上げを再生させたか、経験を通じて皆さんにお伝えしたいと思います。